ポストカードのつくり方

誰でも簡単に、安くできるポストカードのつくり方、教えます。

ハンドメイドの特長の一つは、意外と安くできること。そして、思い立ったらすぐできること。
家に余っているはぎれ布、道具もハサミやセロテープなど身近にあるものばかり。
あえて買わなくてもできてしまうのです。買うとしても100均で十分なのです。
あと必要なのは、「時間」ですね(笑)。
そして、1番大事なのは、「アイディア」です。
これがなかなか思い浮かばないために、ハンドメイドを断念する人が多いと思います。
ここでは、その「アイディア」を紹介していきたいと思います。

【アイディア①】 マスキングテープを使う。

つくり方は、あまり深く考えずに、ただ貼っていくだけです。
ただそれだけです。
ただ、いろんな色や柄を使いすぎると、統一感がなくなってしまい、何がなんだか分からなくなってしまうので、同系色でまとめるときれいに仕上がります。
それでも配色に自信がない方は、上写真のように、セットになっているマスキングテープを買うとよいでしょう。写真のマスキングテープは、700円でした。ちょっと高いですね・・・。
100均にもたくさん売っていますが、個人的には安っぽい柄が多くて使いにくいな、と思います。100均で買うなら、基本的な柄だけにした方がよいかと思います。ストライプ、水玉、無地、といったところでしょうか。

あと、ポストカードをつくる上で必要なのは、「立体感」です。
平面的なハガキの中に少し凹凸をつけるだけで、動きがでてきます。たとえば、マスキングテープで仕上げたあとに、凹凸のあるシルバーのレースシールを上から貼ったり・・・。
(このシルバーのレースは100均です)

<マスキングテープを使うポストカードのまとめ>
①基本は同系色を使う
②ポイントとしてどこかに、凹凸をつける(マスキングテープと違う素材を選ぶと良いです。)

【アイディア②】 布を使う。

「布」と「布レース」と「コラージュ」をつかったポストカード。
先述の通り、ここにも凹凸を入れています。
ベースの布の上に、「布レース」と「コラージュ」を貼りました。
すべて手芸用ボンドで貼り付けているので、簡単にできます。
ベースの布は2種類使いたかったので、境目が目立たないように、境目の部分に布レースを貼りました。
コラージュは手作りではなく、100圴のものです。たしか5枚入りで100円だったと思います。

このポストカード、簡単にできるのですが難点は、時間の経過とともに
端っこから糸がポロポロとでてくることです。
できれば、端っこは縫うことをお勧めします。

【アイディア③】 千代紙を使う。

「千代紙」をつかったポストカード。
これは、とても簡単です。
ただ、ハガキに千代紙を貼っただけです。
仕上げは、はさみではなくカッターで切ると、キレイに仕上がります。
文具屋さんに行くと、本当にたくさんの種類の千代紙が置かれています。
ポイントは、ここでも凹凸です。
模様がきれいなだけでなく、凹凸がある素材感の紙を選ぶといいでしょう。

【アイディア④】 印刷と絵の具を使う。

文字と女性のイラストは、印刷です。
ただ、そのまわりは、絵の具で塗りました。印刷では表現できないやさしい雰囲気をつくりたかったので、1枚1枚、塗っていきました。
絵の具は、油性ではなく、水性にしています。
ハガキとして使うなら油性のほうがよかったのかもしれませんが、雰囲気を出すには水性に限ります。
台紙は、水彩用のものを購入しましょう。
紙によって、絵の具の色の出方がまったく違うので、紙選びも慎重に。

あと、このポストカードのポイントは左上のリボンです。
リボンを真ん中の針金でとめています。
ポストカードに穴をあけて、後ろでとめているのです。
とめている部分は、目立たないように上から切手を貼りました。
ここでも凹凸をつけて「立体感」を出しました。

しかし!これは郵便局の方に怒られました・・・。
このような凹凸があるものは、ポストカードとして送れない決まりがあるようなのです。
なぜなら、他の郵便物が挟まってしまうためだそうです。
もし、これを郵送したいなら、封筒にいれるように言われたのですが、
今回だけ、ということで最後なんとかこれで送ることができました。
100枚くらいつくっていて、しかも切手も貼ったあとだったので、何とかなってよかったです・・・。
郵便局の方、ありがとうございました。

ポストカードを郵送する場合、いくつかのルールがあるので要注意です。
あまりいろんなものを貼りすぎると、「重さ」にも上限があるので注意しましょう。

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