郵送するときの注意点

ポストカードをメッセージカードとして郵送する場合の注意点です。

せっかく素敵なポストカードをつくっても、実際に送れないとなると困ります。
ここでは、ポストカードを郵送する場合の注意点を書きます。

はがきとして送ることができるサイズ・重さ

<私製ハガキの規格>
●紙質・厚さ/官製はがきと同等以上
●重さ/2g~6g
●サイズ/長辺14cm~15.4cm 短辺9cm~10.7cm
●送料/52円
●表面の色彩は、白色又は淡色であること。
※はがきは所定の規格内において私製することができますが、その規格を超えるものは第一種郵便物(定形郵便物・定形外郵便物)の扱いとなります。第一種郵便物の場合、料金は、重量制になります。
定形郵便物で25g以内だと82円、50g以内だと92円になります。
ポストカードを送る場合、サイズ、重さには十分気をつけてください。

参照
http://aaatoyo.com/siseihagaki-kikaku.htm
http://www.post.japanpost.jp/service/standard/index.html

サイズで差別化!

上記に書いてある通り、サイズは長辺14cm~15.4cm×短辺9cm~10.7cmと決まっています。
それ以上になると、52円では送れなくなります。
通常はがきは、長辺14.8cm×短辺10.0cmで、既製品で売っている私製はがき(ポストカード)もこのサイズがほとんどなのですが、これを規定内でちょっとサイズを変えるだけで差別化を図れます。

どっちが正しい? 「暑中見舞い」と「暑中お伺い」

「暑中(残暑)お見舞い申し上げます。」が一般常識だと信じて疑わなかったのですが、昨年、新聞の記事で初めて知りました。目上の方や上司には、「お伺い」が正しいようです。「見舞い」というのは、目上の人が目下の人に言う言葉だと書かれていました。
その後、ネットでもいろいろ調べましたが、そういった記事はあるにはありますが、あまり出てきませんでした。知る人ぞ知る一般常識なのかもしれません。
しかし、こういったマナーをきちんと守ってこそ、メッセージも相手にちゃんと伝わるものです。

季節の挨拶状を送る時期

季節の挨拶状は、日本の相手を気遣う文化です。
最近は、メールやラインで済ませてしまう人もいますが、なるべく心をこめてハガキで送りたいものです。

●年賀状
年賀状は元旦に届けるのが良いとされていますが、本来は松の内(1月7日)までに届けば失礼にはあたりません。確実に元旦に届けようと思ったら、郵便局が発表する推薦投函日までに投函しましょう。だいたい毎年12月25日頃です。ただ、経験上、市内であれば30日でも届けてくれます。

●寒中見舞い(お伺い)
松が明けてから(松の内は一般に1月7日まで)、立春の前日まで。
立春の日にちは毎年違うので、気をつけましょう。
年賀状を出し忘れてしまったときや、喪中で年賀状を出すことができないときなどに使うことができます。

●余寒見舞い(お伺い)
立春を過ぎてから、寒さが続くまで(一般的には2月下旬まで)。
寒中見舞いは知っていても、余寒見舞いというものがあることを知っている人は少ないのではないでしょうか。意味は、寒中見舞いと同じで出す時期が違うだけです。寒中見舞いの時期も過ぎてしまった場合、余寒見舞いと出すといいでしょう。

●暑中見舞い(お伺い)
梅雨明け後、立秋の前日まで。
立秋の日にちは毎年違うので、気をつけましょう。

●残暑見舞い(お伺い)
立秋の後、処暑の候(8月23日~9月7日頃)まで。

特殊切手をつかおう!

切手は「特殊切手」を使うことをおすすめします。
通常の切手と同じ料金でありながら、実に様々な種類の特殊切手があります。
切手一つで送り手の気遣いが伺えます。
特殊切手は、郵便局によって、おいている切手が違います。
その地域の特産物や有名なものが切手になっていることも多いので、
旅先で郵便局でその地域の切手を買うのもおもしろいです。

「料金後納」と「料金別納」の違い

ポストカードを大量に郵送したいとき、手間削減のために「料金後納」「料金別納」というものがあります。ダイレクトメールなどで、よく目にすることがあるかと思いますが、「後納」と「別納」の違いについては、意外と知らない人が多いようです。切手をはる手間が省け、一括支払が可能であることは共通のサービスですが、それぞれ内容が違いますので、注意しましょう。

●料金後納
主に企業や自治体が利用しています。
条件は、
①ダイレクトメール等の郵便物・荷物を、毎月50通以上差し出すこと。
②事前に取扱郵便局の承認を受けること。
メリットは、
①料金後納表示を事前に印刷することができるので、切手を必要が貼る必要がない。
②一カ月分の料金を翌月に一括払いできる。

●料金別納
企業だけでなく、個人も利用することが多いです。
条件は、
①郵便物・荷物は同一料金であること。
②同時に、郵便物・荷物を10通以上差し出すこと。
メリットは、
①料金別納表示を事前に印刷することができるので、切手を必要が貼る必要がない。
②料金を一括して支払える。

個人では、「料金別納」を利用することが多いと思います。この際、「料金後納」と書き間違えないように注意しましょう。
また、「料金別納」マークはオリジナルデザインができるスペースもあるので、さりげなくロゴや模様を入れると、おしゃれになります。小さなスペースですが、こういった部分にも気を配りたいですね。

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